今年は観測史上最も早い6月下旬の梅雨明けといきなりの猛暑、そしてその後一旦涼しくなる期間はあったものの昨日からはまた猛暑。。昔のように暑くても風情のある東京の夏…と言う日は本当に少なくなってしまいました。
そんな中、先月末の7/30には今年2回目のStudio WUU Solo Liveがありましたが、そのライヴに合わせて前回4/29の時の録音音源より後半に演奏した奄美と沖縄に因んだ楽曲を中心にセレクトしたアルバムを、初めてストリーミング限定配信と言う方式でリリースしました。
Apple Music、Spotifyなど数社より視聴することができます。月額料金の契約をしていなくても試聴はできるようなので、よろしければ以下のURLよりお好みの配信先を選んでアクセスしてみて下さい。
アルバムタイトルは「南島望響」です。
南島(なんとう)は奄美から沖縄、八重山までの南西諸島を指す言葉で、南島文化研究と言うジャンルがあることも意識しています。また、望郷の郷の字を響に変えることで南島への憧れを表現している音楽と言う意味合いを加えていますので、英語タイトルはNostalgia for Southern Islands in Japanとなります。
南島望響 Studio WUU Live April 2022
Nostalgia for Southern Islands in Japan
- 奄美の朝の海 5’28” Morning sea at Amami island
- 奄美風景 Part1,2,3 15’02” Landscape in Amami island Part1,2,3
- 与論・伊平屋を臨みて 5’27” At Yoron beach with a view of Iheya island
- 壺屋のおもひで 4’28” Memories of Tsuboya town
- 安谷屋ゆんたく 6’29” Yuntaku (chatting) in Adaniya
- 琉球望響 9’52” Ryukyu Nostalgia
- Borobudur 5’54”
ジャケットの写真は4月に奄美から那覇へ向かう時にトランジットで滞在した与論島で撮影しました。
自分の足跡がジャケットになるとはその時想像していませんでしたが、この足跡こそがこれまでただ感じるままに沖縄や奄美に向き合って来たことを表しているのだと思いました。まっさらな砂浜の中にまっすぐ海に向かって駆け出して行く足跡…こんなジャケット写真を撮ろうと言う意図は全くなかっただけに何か象徴的なものを感じ、この写真を選びました。
さて、7/30のソロライヴでは前半に以前良く演奏していた定番曲などをいくつか、そして昨年夏に作曲した「夏の北海道組曲」からの抜粋…後半は前回4/29のソロライヴ以降に作った新曲を中心に演奏しました。8/13までツイキャスより有料配信を行っています。
https://twitcasting.tv/studio_wuu/shopcart/167436
昨年以降、時折好きな日本美術の作品と向き合ったり季節を感じながら過ごす日常の一コマを題材にした曲を作るようになりました。概してゆったりした風情を感じてもらえるそうした楽曲の中には反響の大きかったものもあり、次回のストリーミング配信作品はそうした楽曲を中心にセレクトして構成して行きたいと思っています。また、今回のソロライヴでは先月再び沖縄旅行をしたことから生まれた新曲も2曲披露しましたが、こちらについてはまた別の機会の作品化を検討しています。
今日の東京は今年14回目の猛暑日となり、すでにこれで過去の年間の猛暑日日数の記録を更新しました。まだ8月の前半、今年は一体あと何回猛暑日があるのでしょう・・・
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